北海道の十勝川河口の
太平洋岸に打ち上げられる
十勝川の氷が
朝日に照らされて
まるで宝石のように輝くことから
「ジュエリーアイス」と名付けられました。
ジュエリーアイスはなぜ出来る?
十勝の冬は寒く、1月後半から月のかけては、マイナスの日々が続きます。当然、十勝川の水が凍ります。
その凍った氷が割れ、その一部の氷が海に流れ、そしてまた浜に打ち上げられます。
その繰り返しの中で様々な形になった氷の欠片たちは、砂浜で光を浴びると神秘的な輝きを放ちます。
朝日を浴びるジュエリーアイスは、朱色に染まって神秘的です。
が、さらに時間が経ち、暖かくなると表面が溶けてなめらかになり、透明感が増し、さらに本当に宝石のようになります。
特にシケのあと、波が高いときによく見られる光景だそうです。
大きさも色々、時間によっても又違った色で輝きを見せるので、写真愛好家達がよく訪れます。
豊頃観光ガイドでは、ジュエリーアリス情報として十勝川河口付近の太平洋岸の様子として朝早くに撮影に行った職員の写真をアップしています。
1月26日現在でも写真を見る限り、まだありますね。
実物を見てみたいものです。
ジュエリーアイスをみることが出来る場所「豊頃町」とは
ジュエリーアイスをみることが出来る場所は北海道、中川郡豊頃町の大津海岸です。
北海道の東部を流れる北海道で2番目に大きな川、十勝川の河口で太平洋に面しています。
ちなみに…十勝はドリカム(DREAMS COME TRUE)の故郷、大津海岸は彼女の歌「星空が映る海」の舞台とも言われています。
豊頃町は「海と大地とはるにれの町」と言われ、海の幸山の幸が豊富なところでもあります。
海の幸…鮭、蟹、ほっき貝、ししゃもなど
山の幸…じゃがいも てん菜 豆など
はるにれ…
町のシンボルとも言われている大きなはるにれの木があります。
↑※これは豊頃町のものではありません
推定樹齢は約140年。
2本の木が1体化して大きく左右に広がった珍しい木で、撮影スポットとしても人気があります。