昨年6月改正道路交通法が施工され、自転車の交通違反が厳しく取り締まられることになり来車道を走る自転車が多くなりました。
そんな中、自転車用ヘルメットの着用者が急激に増えた県があるというのです。
それは、愛媛県。
昨年2月には11%だった着用率が12月には68%、約6倍になったそうです。
ヘルメットを生徒に選ばせ着用率アップ!
昨年、自転車に乗った高校生が車と衝突して死亡という事故が2件も発生しました。
その後、保護者などからヘルメット着用を要望する声が高まりました。
昨年7月に、全ての県立高校で自転車に乗る場合のヘルメットの義務化が行われました。
しかも県教育振興会が助成を受けて購入。
生徒に無償で配布しました。
それを聞いた時、今時の高校生が、素直にかぶったとは思えない…と正直思いました。
が、なんと生徒に幾つかのモデルの中からデザインを選ばせたというのです。
選ばれたのは、スポーツタイプのヘルメットだった
通気性に優れており汗などで蒸れにくい
製品安全協会のSGマークを取得しており、安全性を確保しながら従来のヘルメットより半分近くも軽量化
色は白・黒・紺の3色が用意され上半分が白で下半分が黒というデザインも選べるようにした
「これならかぶりたい」というものを選ぶことで彼らは抵抗なく100%に近い着用率だそうです。
「しまなみ海道」の人気も後押し!
愛媛県といえば、「しまなみ海道」と呼ばれる西瀬戸自動車道があります。
わきには自転車道も併設されていて瀬戸内海の美しい景色を見ながらのサイクリングはサイクリストにとって「サイクリストの聖地」として喜ばれています。
これは、本当にいい話ですね。